久島伸昭 Kyushima

1851 London Expo

<133>今も残る世界初の万博の大規模な廃墟

シデナムの「クリスタル・パレス」跡 世界初の万博だった1851年ロンドン万博。 その会場だった「クリスタル・パレス」はジョセフ・パクストン(1801~1865)が設計した鉄とガラスによる温室構造の大建造物だった。 じつはその名残が今も廃墟と...
1851 London Expo

<132>今もシデナムに佇むパクストンの像

シデナムに今も佇むパクストンの像 <131>でもご紹介した、ロンドン郊外のシデナムに移設されていた「クリスタル・パレス」。 その「クリスタル・パレス」は1936年に警備員の火の不始末から、無残にも消失してしまい、今はその残骸しか残っていない...
1851 London Expo

<131>「クリスタル・パレス駅」

Crystal Palace Railway Station 下の写真は現在の「クリスタル・パレス駅(Crystal Palace Railway Station)」である。 この駅はロンドンの中心からほぼ南に電車で30〜40分ほど行ったと...
1851 London Expo

<130>パクストンによる「クリスタル・パレス」のスケッチ

パクストンによるスケッチ この吸い取り紙に落書きのように描かれた1枚のスケッチこそが、じつは世界初の万博会場の原案となった最初のスケッチである。 描いたのはジョセフ・パクストン(1803-1865)。 デボンシャー公爵邸の庭園技師で、数々の...
1925 Paris Expo

<129>『パリランプ』

『パリランプ』 今回は一旦ヨーロッパ視察から離れてひとつのランプをご紹介したい。 このペンダント・ランプは『パリランプ』と呼ばれ、1925年パリ万博への出展作品である。 現在日本橋高島屋で開催されている(2025年3月5日〜24日)「北欧の...
1851 London Expo

<128>アルバート公記念碑

アルバート公記念碑 <127>でご紹介した「EXHIBITION ROAD」。 そのハイドパークへ突き当たった左手、ロイヤル・アルバート・ホールの前の大通りをはさんだ対面のハイドパークの中には、巨大なアルバート公記念碑(The Albert...
1851 London Expo

<127>174年前から今も残る「万博通り」

「EXHIBITION ROAD」 今回の1枚は下記である。 ロンドン、サウス・ケンジントンにある「通り」を表した標識である。 ロンドンでは1851年に世界初の万博が開催された。 それを記念してこの通りには「EXHIBITION ROAD」...
1851 London Expo

<126>1851年ロンドン万博のシーズン・チケット

ヨーロッパへ視察旅行へ 2月の最後の投稿からあっという間に1ヶ月半が経ってしまった。 その間、サントリー美術館で開催中の「エミール・ガレ展」などにも訪れ、これは万博にもかなり焦点が当たっているのでそのうち書かなければ、と思っているうちに、機...
1958 Brusseles

<125>「ル・コルビュジエ」展と『電子の詩』

「ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965」展 東京・汐留のパナソニック汐留美術館にて「ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965」展が開催中である。 会期は2025年1月11日から3月23日まで。 ル・コルビュジエと万博...
1926 Philadelpia

<125> 万博と赤十字④ 二世 五姓田芳柳の巨大作品

『関東大震災当時の宮城前本社東京支部臨時救護所の模様』 東京港区芝大門の日本赤十字社本社1階にある「赤十字情報プラザ」で開催中の「万博と赤十字〜日赤発祥の原点は万博にあり〜」展。 今回はその展示の中で、1枚の絵について紹介していきたい。 そ...