Internal Expos in Japan

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<49>夏目漱石『虞美人草』と博覧会③

<47>、<48>とご紹介してきた夏目漱石の『虞美人草』。 この作品の中で語られる「博覧会」についてもう少し詳しく見ていくことにしよう。 1907年開催の「東京勧業博覧会」 <48>でご紹介したように、この1907年「東京勧業博覧会」は京都...
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<48>夏目漱石『虞美人草』と博覧会②

『虞美人草』に登場する「博覧会」の記述 『虞美人草』は全部で19章からなる作品である。 主な登場人物は7人。甲野欽吾、その母親違いの妹・藤尾、その恋人の小野清三、小野が昔京都でお世話になった井上孤堂、その娘の小夜子、甲野の友人・宗近、その妹...
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<47> 夏目漱石『虞美人草』と博覧会①

夏目漱石『虞美人草』に登場する「博覧会」 先日、『明治文学小説大全』の夏目漱石(1867-1916)作の『虞美人草』を約40年ぶりくらいで読みかえした。 夏目漱石といえば、1984年から2007年まで発行された千円札にその肖像が使われていた...