EXPO

1964/65EXPO

<54> 今も残るニューヨーク州パビリオン

早くも2024年に突入 時の過ぎゆくのは早い。 もう2024年に入ってしまった。 昨年末にアップした、1939/40年、1964/65年に2度開催されたニューヨーク万博跡地視察の話を続けよう。 「ユニスフィア」と「スフィア」 前回の<53>...
1937 Paris

<51>「装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術」展②

<50>に引き続き、「装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術」展を見ていこう。 今回は、この展覧会の後半で紹介されている、1931年パリで開催された「植民地博」、1937年パリ万博関連について見ていくことにしよう。 「1931年国際植民...
1925 Paris Expo

<50>「装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術」展①

再び東京都庭園美術館へ 東京都庭園美術館で開催されている「装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術」展を訪れたのは10月末のことであった。 この展覧会は今年2023年9月23日から12月10日まで開催されている。 展覧会図録の「ごあいさつ...
Internal Expos in Japan

<49>夏目漱石『虞美人草』と博覧会③

<47>、<48>とご紹介してきた夏目漱石の『虞美人草』。 この作品の中で語られる「博覧会」についてもう少し詳しく見ていくことにしよう。 1907年開催の「東京勧業博覧会」 <48>でご紹介したように、この1907年「東京勧業博覧会」は京都...
Internal Expos in Japan

<48>夏目漱石『虞美人草』と博覧会②

『虞美人草』に登場する「博覧会」の記述 『虞美人草』は全部で19章からなる作品である。 主な登場人物は7人。甲野欽吾、その母親違いの妹・藤尾、その恋人の小野清三、小野が昔京都でお世話になった井上孤堂、その娘の小夜子、甲野の友人・宗近、その妹...
Internal Expos in Japan

<47> 夏目漱石『虞美人草』と博覧会①

夏目漱石『虞美人草』に登場する「博覧会」 先日、『明治文学小説大全』の夏目漱石(1867-1916)作の『虞美人草』を約40年ぶりくらいで読みかえした。 夏目漱石といえば、1984年から2007年まで発行された千円札にその肖像が使われていた...
1970 Osaka

<46>加藤秀俊氏逝去のニュース

加藤秀俊氏の訃報  新聞誌面で加藤秀俊氏逝去のニュースをみかけたのは、去る10月3日のことだった。 各紙で報道はあったが、一例として日経新聞から引用させていただくと、下記のような記事であった。 * 加藤秀俊さん死去 社会学者、93歳 「中間...
1937 Paris

<45>堺雅人さんも住んだ「宮崎県東京学生寮」の取り壊し

MRT宮崎放送「都心の中の故郷 宮崎県東京学生寮」という番組 先日、中学校時代のグループラインで、「都心の中の故郷 宮崎県東京学生寮」というタイトルのMRT宮崎放送制作の番組が、Tverで見ることができる、という情報が上がった。 説明には次...
1937 Paris

<45>Demolition of “Miyazaki Prefecture Tokyo Student Dormitory” where Sakai Masato also lived

MRT’s program : “Hometown in the heart of Tokyo: Miyazaki Prefecture Tokyo Student Dormitory” The other day, I heard on ...
EXPO

<40>内田祥三設計「旧公衆衛生院」を訪ねて

内田祥三(うちだ よしかず)と万博 前話、<39>ブーダンのパリ万博金賞受賞作品を発見!(松岡美術館)では、最後のパートで、建築家であり、東大総長もつとめた内田祥三(うちだ よしかず、1885-1972)のことについて触れた。 彼は、192...