<114>外苑前のEXPO2025コンセプトストアに行ってみた

2025 Osaka Kansai
展示風景 photo©️Kyushima Nobuaki

東京北青山外苑前に向かう

11月になってやっと涼しく、時には肌寒くなってきた。

今回の目的地は東京・外苑前の「2025大阪・関西万博コンセプトストア いのち輝くシリーズ 外苑前店」である。

近くの絵画館前通りのイチョウ並木もちょっとずつ黄色味が差してきて美しい。

絵画館前通りのイチョウ並木
photo©️Kyushima Nobuaki

地下鉄『外苑前』駅徒歩2分、『青山一丁目』駅徒歩5分のところにある「ITOCHU SDGs STUDIO」内にこの施設はある。

この施設は「公益社団法人2025年日本国際博覧会協会2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィスが主催する、関東首都圏における大阪・関西万博の情報発信基地」ということであり、中には万博の公式キャラクターであるミャクミャクなどの公式グッズが紹介されている。

2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィスとは

さて、この2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィスであるが、博覧会協会のHPには次のようにある。

ライセンス商品の企画や制作、販売及びそれらの管理を行うほか、知的財産(協会IP)の使用承認代行、広報・宣伝・販売促進活動、ライセンス商品の販売店舗、販売所の開拓と管理(会場内外公式売店・公式ECサイト)を行います。
・正式名称:2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィス
・略  称:2025MLO(ニーゼロニーゴーエムエルオー)
・開設日 :2022年12月12日(月)

そして、その事業者を選出するためのコンペが行われた。
その後2022年12月12日の発表によると、審査結果として次の共同企業体が採用者として選定されたことが記されている。

伊藤忠商事株式会社・伊藤忠ファッションシステム株式会社・株式会社電通・ 株式会社電通テック共同企業体

ということもあって、ここ北青山の伊藤忠の施設においてこのようなコンセプトストアを開設した、ということだろう。

ITOCHU SDGs STUDIO概観
photo©️Kyushima Nobuaki

ITOCHU SDGs STUDIO
入り口付近
photo©️Kyushima Nobuaki

伊藤忠は2005年愛・地球博においても同様の事業を行なっていた。
そんな実績も認められたのであろう。

「2025大阪・関西万博コンセプトストア いのち輝くシリーズ 外苑前店」

さて、この「2025大阪・関西万博コンセプトストア いのち輝くシリーズ 外苑前店」であるが、オープン期間は

2024年9月25日〜2025年1月31日(月曜日は休館日)

とある。

公式ライセンス商品の販売スペースのほか、大阪・関西万博の紹介コーナーもある。

入り口のサイン
photo©️Kyushima Nobuaki

展示風景
photo©️Kyushima Nobuaki

ミャクミャクのグッズ
photo©️Kyushima Nobuaki

シグネチャープロジェクトの紹介パネルや、今回の建築の目玉である大屋根リングの模型なども見ることができる。

シグネチャープロジェクトの紹介パネル
photo©️Kyushima Nobuaki

大屋根リングの模型
photo©️Kyushima Nobuaki

いろいろと課題が山積していることは容易に想像がつくが、こういった事前の盛り上げ企画なども通じて、無事開催にこぎつけてもらいたいものである。

開会まであと半年を切っていよいよ関係者・スタッフの方々も過重労働になりがちな期間がやってきた。
もう、以前の万博の労働環境の常識が通用する時代ではない。
以前とは大きく異なってきている。
関係者の皆さんも是非健康に留意して、無事開会を迎えてほしい。

そんなことを思いながらこの施設を後にした。

 

 

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